私たちについてAbout us

高齢社会への貢献をめざして

当社の創業は2023年の1月、代表の石橋が経験した高齢者の現場が基になっています。かねてから高齢者向けのサービス事業を手掛けたいと思っていた石橋は、具体的な事業内容を探していました。そんな折、2022年10月に父親が入院、以降治療を続けましたが、退院することなく2023年3月に逝去。入院中の父親の姿を見ながらも、事業の主軸を探し求めた石橋は、訪問マッサージを主軸とすることを決意しました。

訪問マッサージはまだまだ認知度が低い現場ですが、保険も適用され、その必要性を国が認めるほど要介護者にとっては有益なサービスです。自宅から出ることができない要介護者は、マッサージを受けることで体調が良くなり、本人のみならずご家族の方の負担軽減にもつながります。また、マッサージを受けることで他者とのふれあいができるなど、社会的な貢献度の高さも創業の大きな理由でした。

訪問マッサージとは

高齢や障がい、事故等などの何らかの理由で、寝たきりになったり歩行困難になったりした方が、自宅でマッサージを受けることができるサービスです。寝たきりや体を動かすことが極端に少ない場合、背筋の拘縮や体の血流が悪くなるといった症状が現れてしまいます。そのような方に、国家資格を有するあん摩マッサージ指圧師が、あん摩、指圧、マッサージなどの施術を行うことで、関節の動きの改善や疼痛の緩和といった効果が見込まれます。

サービス料金は、施術費と交通費の合計になりますが、原則、医療保険が適用されるため、利用者様の負担額は軽くなる点も特徴のひとつです。例えば1割負担の場合、5000円の料金でも負担額が500円程度になります。但し、医療保険の適用には医師の同意書が必要になります。利用者様と医師の間には、介護支援を担当するケアマネジャーがついています。ケアマネジャーに対してサービスのご案内を行い、必要かどうか判断を行っていただきます。

私たちの強み

訪問マッサージを治療目的で行う場合には、医師を除き「あはき」と呼ばれるあん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師の国家資格を有していなければなりません。また、健康保険適用となるサービスを行う場合、治療を目的とした広告宣伝は法律違反となるなど、いわゆる「あはき法」と呼ばれる法律でさまざまな制約を受けています。これは利用者様の保護、および業界の秩序を保つ上でも重要なルールと言えます。

当社では、この業界でパイオニアとしての地位を築いている東証マザーズ上場企業「フレアスグループ」のフランチャイズとして展開。業界最大級のあん摩マッサージ指圧師を抱えるグループのノウハウを惜しみなく享受できます。技術の安定化を実現する施術マニュアルや日常業務をサポートするITツールなどを活用しながら、当社ならではのバックアップ体制も加わり、この業界が初めての方でも安心して仕事に取り組んでいただけます。

業界の地位向上をめざして

国内における本格的な高齢者社会の到来により、国が支援を強化している高齢者を対象とした当社の事業は今後も順調な発展が見込まれます。一方で、高齢者を対象とした福祉業界などの賃金は、他業種と比較して決して高いとは言えない現状もあります。当社では入社段階から同業他社と比較しても高い給料を設定しています。経験豊富な方なら、今までの実績よりも高い給料を設定しています。良い人材が集まることで、業界の地位が向上すると考えているからです。

代表の石橋は、この業界への参入理由を「ビジネスよりも社会貢献が先にあった」と言います。そこには、父の介護を目の当たりにしてきた自分自身の体験から、訪問マッサージの必要性を強く感じているからです。そして、一緒に働く仲間には、同じ想いを抱いて働いて欲しいと願っています。だからこそ、給料で諦めることのない待遇を整え、周囲の人々にその仕事の意義を理解してもらえるようにと、これからも業界の地位向上に取り組んでいきたいと思います。